今回は、お部屋探しにいらっしゃる方5人のうち1人に聞かれる質問
「一生賃貸と持ち家、結局どっちが正解なの?」についてです。
この質問をされる方には、不動産の購入を考えてる人かご結婚される方かマネーリテラシーを高めようと勉強を始めた人とかが多い傾向があります。
そこで、賃貸と持ち家のメリットデメリットと生涯トータルコストについて詳しく解説していきます。
「持ち家は負債?」
少し前にすごい流行った『金持ち父さん、貧乏父さん』という本はご存じですか?
マネーリテラシーについて学ぼうとした方は読んだ方も多いのではないでしょうか。
この本の中でも「持ち家は負債」との記述がありますが、どうして不動産は資産じゃないのでしょうか?
いざとなったら売れるし、将来資産価値も上がるかもだし・・・と思いますが、
この本の中での「資産」というのは、収益をもたらす(お金を生み出す)ものを定義しています。
持ち家は住んでるだけでお金を生み出すのか?
答えはNOです。
それどころか、実際には住宅ローンを組んだ場合、購入価格以外に銀行への利息、マンションであれば管理費に修繕積立金、固定資産税等の支払いが必要になり、お金を出さなきゃいけない場面も多々あります。
となれば、ここでの「資産」か「負債」かで分けると、負債ということになります。
持ち家を持ってはいけない?
負債なら買わない方がいいんだな・・・。一生賃貸に・・・。
と結論付けてしまうのは待ってください。
お金を生み出さないといっても、そこにはマイホームというお城を持つという夢を実現できます。
また、資産価値の高いエリアや下がりにくいエリアであれば、インフレ時には値上がりして購入した時よりも高く売れる可能性もあります。
購入して持ち家に住むか一生賃貸かはご自身のライフスタイルと価値観によって判断するべきものといえます。
持ち家と賃貸のメリットとデメリット
それぞれのメリットとデメリットについて比較してみましょう。
一生賃貸のメリット
- 自分で家のメンテナンスをする必要がない
- 住む場所に縛られないで、転勤やライフスタイルの変化などが生じた場合、住替えしやすい
一生賃貸のデメリット
- 住み続ける限り毎月賃料を支払う必要がある
- 更新料がかかる(地域の慣習によっては不要)
- 住み続けているうちに賃料が上がる場合がある
- 老後に引っ越しを考えても、新しく借りることが出来ない場合がある
購入のメリット
- ローンを完済してしまえば固定資産税、管理費・修繕積立金(マンションの場合)の支払いのみになる
- 売却して利益が出る可能性がある
- 団体信用生命保険があるので、万が一返済中に亡くなってしまった場合(ローン契約者)、保険金でローンの完済が出来る
- ライフスタイルや好みによって間取りや内装を自由に変更できる
購入のデメリット
- ローンを完済まで払い続けなければならない
- ライフスタイルの変化、ご近所トラブルがあった場合、容易に引越しが出来ない
- 固定資産税や管理費・修繕積立金(マンションの場合)の支払いが上がる可能性がある
- 設備の故障や破損などがあった場合、自己負担で修繕しなければいけない
それぞれメリットとデメリットについてお伝えしましたが、比較してみていかがでしたでしょうか?
トータルコスト的にはどっちがお得なのか?
賃貸か購入か悩んでいる方が一番知りたい部分です。金銭面での比較をしてみましょう。
ライフスタイルの変化、子供の成長に合わせて上手に住替えると、50年入居した場合の住居費用生涯トータルコストでは賃貸の方がお得な結果になりました。
但し、同じ住居に住み続けた場合は持ち家の方がコストが安くなるため、長期的に住み続けるということであればマイホーム、住替えなどを視野に入れて短期的に住むのであれば賃貸の方が生涯トータルコストはかからないようです。
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