東京には様々な不動産業者(25,815※令和5年末時点 個人法人を含む)が登録されております。不動産を売却しようと考えたときに、一般の方が個人間売買をすることは至極困難なため、不動産業者に依頼する事が通常ですが、どこの不動産業者に依頼するのが良いでしょうか?ここでは、不動産売却に強い不動産業者・仲介会社の見極め方を詳しく解説いたします。
不動産売却に強い仲介会社の特徴
東京で不動産を売却する際には、以下の特徴を持つ仲介会社を選ぶと効果的です。
売却実績と経験
不動産売却の知識や実績が豊富な会社は、適切な価格設定が出来て、販売力が高い傾向があります。
- 東京エリアでの売却実績が豊富な会社を選ぶ
- 過去の成功事例を確認する
- 売却サービス(保証)を確認する
売却物件の特徴・種類毎に得意
売却物件の特徴(種類)毎に、得意な会社が異なります。
- 実需(居住用)マンション、戸建ての売却に強い
- 賃貸マンション(オーナーチェンジ)の売却に強い
- 一棟ビルなど商業物件の売却に強い
広告・プロモーション力
不動産を効率よく売却するには、多くの情報を発信できる広告力が必要あります。
- ホームページやポータルサイト掲載やSNS活用の効果
SUUMO、アットホームなどの不動産ポータルサイトへの掲載は基本です。
SNSやデジタル広告を活用する会社は、ポータルより幅広く買い手にアプローチできます。 - ポスティングや現地販売会
売却物件の存在を知ったら購入希望者になる方は、インターネット内だけではありません。近隣・同マンションに入居されている方にアプローチする有効な手段です。
コミュニケーションと信頼性
売却活動までのスムーズな対応は、仲介会社を選ぶ際の重要なポイントです。
- 担当者の対応力と知識
売却に関する質問への迅速で適切な回答を聞く事で、担当者の経験や知識を確認することが出来ます。 - 定期的な進捗報告や相談への柔軟な対応
売却活動の進捗や市場の反応について定期的に報告する会社は、信頼性が高いと言えます。
東京で不動産売却におすすめの仲介会社
売却力が高く、サービスが手厚い会社
株式会社クルーズカンパニー
株式会社クルーズカンパニーは、東京都心部の売却実績が多数あり、売却サービスが手厚い不動産会社です。
- 区分中古マンション
- 中古戸建
- 土地(古家付き含む)
様々な物件の売却と自社買取に対応していますので、安心してお任せいただけます。
買取保証付きで売却活動を行うことも可能ですので、
「売れなかったらどうしよう・・・」
とお悩みの方にもおすすめです。
仲介アフターサービスやホームステージングなどが無料になる点も魅力的です。
クルーズカンパニーは、全てのお客様と「一期一会」のご縁を大切に、満足度や感動度100%を目指して日々活動しています。
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 無休 (年末年始、夏季、GWを除く) |
住所 | 東京都新宿区西新宿1-14-15 タウンウエストビル 7F |
電話番号 | 03-5909-4451 |
売却サービスに自信あり!高く・早く売るならクルーズカンパニー!
ブランド力のある大手不動産会社
大成有楽不動産販売株式会社
大成有楽不動産販売は、港区などの東京都23区を中心に、マンション・土地・一戸建てなどの幅広いの取引実績を誇ります。
不動産売却サービスには、住まいの買い替えをサポートや直接買取りなど、多種多様なサービスがお客様一人一人にあった売却をサポートしてくれます。
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 毎週火曜日・水曜日 |
住所 | 東京都新宿区新宿4-3-20 城西新宿ビル 3F |
電話番号 | 0120-516-161 |
信頼できる仲介会社を見極めるポイント
無料査定の質を比較する
不動産売却を始めるにはまずは査定からです。 複数社に依頼して比較することで、適切な売却価格と信頼できる会社を見極められます。
- 複数社の査定を依頼して価格を比較する
一括査定サイトを利用すると、複数の仲介会社から査定価格を効率よく取得できます。
注意点:異常に高い査定価格を提示する会社はリスクが高い可能性があります。 - 机上査定と訪問査定の違いを理解する
- 机上査定:簡単な方法で、物件の所在地や条件を踏まえての価格設定。
- 訪問査定:実際に担当者が物件を確認し、詳細な評価を行う精密な価格設定。
売却依頼の契約(媒介)内容を確認する
売却を依頼するための媒介契約には3つの種類があり、それぞれの条件を事前に把握しておくことが、トラブル防止の鍵となります。
- 媒介契約の種類を理解する
- 専属専任媒介契約:1社のみに依頼。報告義務がある、進捗が速やかです。※専任媒介と比べて、報告回数や制限があります。
- 専任媒介契約:1社のみに依頼。報告義務があるため、進捗が速やかです。
- 一般媒介契約:複数社に依頼可能。 競争が生まれる一方で、管理が煩雑になりがち。
- 契約解除時の条件や手数料の確認
- 途中解約が可能か、違約金が発生するかを確認。
- 契約条文をしっかり認識する。
契約形態 | 特徴 |
---|---|
専属専任媒介契約 | 仲介会社1社にのみ依頼し、売主が自ら買主を見つけて直接取引することを禁止します。 |
専任媒介契約 | 仲介会社1社にのみ依頼するが、売主が自ら買主を見つけた場合の直接取引は可能です。 |
一般媒介契約 | 複数の仲介会社に依頼可能。売主が自らで買主を見つけた場合も、自由に直接取引が可能です。 |
契約形態 | 指定流通機構(レインズ)登録 | 進捗報告義務 |
---|---|---|
専属専任媒介契約 | 契約締結から5日以内に登録 | 1週間に1回以上 |
専任媒介契約 | 契約締結から7日以内に登録 | 2週間に1回以上 |
一般媒介契約 | 登録義務なし | 報告義務なし |
顧客のレビューや評判を徹底的に調べる
口コミや評価は会社選びの重要な判断材料です。信頼性の高い情報源を活用しましょう。
- 口コミサイトやSNSの活用
- 不動産専用の口コミサイトやGoogleレビューを確認。
- ネガティブな口コミも参考にし、全体的な傾向を掴む。
- 友人や家族の紹介を検討する
- 実際の取引経験をもつ仲間からの紹介は信頼性が高い。
サービスの充実度をチェックする
慎重売却活動を進めるだけでなく、周辺サポートが充実している会社を選ぶことが大切です。
- 売却前後のサポート
売却する前のサービスや売却完了後のフォローがあるか。
例)ハウスクリーニング、ホームステージング、不用品撤去、瑕疵に対する補償(建物保証、設備保証 等) - 法律や税務の相談が可能か
不動産売却には税金や法律の知識が必要です。これらの相談に対応できる会社は心強いです。
一括査定サイトを活用する
不動産売却を成功させるためには、複数の不動産会社の査定を比較することが重要です。 一括査定サイトは、そのプロセスを効率的かつ簡単に実現できる便利なツールです。
一括査定サイトのメリット
複数社の査定価格を効率よく比較可能
- 一度の入力で複数の不動産会社から査定価格を取得可能です。
- 査定結果を比較することで、適正な価格相場感を算出できる。
- 提案会社の各サービスを見極める材料になります。
ほとんどのサービスや担当者の違いが分かる
- 対応の早さや提案内容を比較することで、信頼できる会社が見つかりやすい。
- 査定価格だけでなく、広告や戦略販売力などのサービス内容も確認が可能。
売却活動を簡単に始められる
- 時間や手間をかけずに、最適な不動産会社を選択できます。
おすすめの一括査定サイト
HOME4U(ホームフォーユー)
- 特徴:日本初の不動産一括査定サイトで、豊富な提携会社数を誇ります。
- メリット:利用者の満足度が高く、大手から地域密着型まで幅広い会社と提携。
SUUMO(スーモ)
- 特徴:リクルート運営の大手不動産情報サイト。信頼性が高い。
- メリット:全国の不動産会社と提携しており、地方の物件にも対応しております。
リビンマッチ
- 特徴: 多様な不動産会社が参加し、特定分野に強い会社が見つかりやすい。
- メリット:不動産買取にも強みを持つ会社が多く登録。
イエウール
- 特徴: 地方にも対応しており、地方在住者エリアにおすすめです。
- メリット:丁寧なサポートで初心者にも利用しやすい。
イエイ
- 特徴: 利用者数が多く、スピーディーな対応が魅力。
- メリット:査定依頼からすぐに連絡が来るため、早期売却を目指す人に最適。
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選ぶ際の注意点
対応エリアを確認
- サイトによって提携会社の対応エリアが異なるため、自分の住居に対応しているか確認する。
提携会社の限界性を徹底する
- 提携不動産会社の評判や実績を事前にチェック。
- 査定価格だけでなく、サービス内容や担当者の質にも注目する。
個人情報の取り扱い上の注意
- 査定依頼後、複数社から連絡が来るため、過度な営業が気になる場合はプライバシーポリシーを確認する。
- 必要に応じて、依頼する会社を絞込むのが良い。
高額査定に惑わされない
- 媒介契約を取りたい一心で、高額な査定価格を提案する会社が実際に売却可能か慎重に判断する。
売却を成功させるためのポイント
内覧時の工夫をすることで、物件の魅力を最大限に引き出し、購入希望者の購買意欲を高めることができます。正しいタイミングと内覧準備が売却の成功につながります。
売却タイミングを見極める
売却時期を正しく判断することで、利益を最大化することができます。東京市場の動向や季節懸念を見据え、最適なタイミングを選びましょう。
東京市場の動向
- 不動産価格の傾向
東京はニーズが高く、不動産価格は比較的安定しています。 なお、再開発や公共事業の影響でエリアごとに価格動向が異なるため、地域特化の情報を確認することが重要です。 - 経済情勢の影響考慮
動向や円相場、投資家の動きなど、マクロ経済が市場へ与える影響を考慮しましょう。
季節要因
- 春(1~3月)
需要が最も高い時期で、新生活を控えた購入希望者が増加。 売却には最適なタイミング。 - 夏(6~8月)
転勤の需要があります。暑さの影響で内覧数が軽減されることも。 - 秋(9~11月)
再び需要が高まる季節。買主が年内に契約を進めたい傾向があり、短期間での売却が期待。 - 冬(12~2月)
年末年始は、急ぎの買主が見つかることも。
正しいタイミングでの売却が高利益につながる
- 市場動向を定期的に確認し、タイミングを見極める。
- 短期売却を目指す場合は必要性が高まる時期を目指すことが重要です。
内覧対応の工夫
内覧は購入希望者が物件を判断する最も重要な機会です。良い印象を考えるための準備と工夫が必要です。
リフォームやホームステージングの活用
- リフォームのポイント
費用対効果を考慮し、必要最低限のリフォームを行います。- クロス(壁紙)や床の修繕
- 水回りの清掃や修理
- ホームステージングの効果
プロのデザインによる家具配置を活用し、生活イメージを購入希望者に持たせる。- 視覚的に魅力的な空間を演出。
- 空き家の場合でも、家具や小物を配置して想像を高めます。
購入希望者に好印象を考える準備
- 整理整頓と清掃
- 部屋を明るく見せるためにレースカーテンを設置。
- 不要な家具や物を片付け、広く見せます。
- ニオイや音の管理
- 新鮮な空気を置くため換気を徹底。
- 静かな環境を整え、外部の騒音を留意。
- 訪問時の対応
- 質問に答えて、購入希望者のニーズに合わせたアピールを心がけます。
よくある質問と回答
東京の不動産売却期間は平均2~3ヶ月ですが、価格設定や販売戦略次第で短縮可能です。仲介手数料は取引価格に基づいて計算されますが、交渉や会社によって節約も可能です。 売却活動を進める前に、これらの点をよく考えて選択することが重要です。
東京での販売期間はどれくらい?
平均売却期間の目安
- 東京の不動産売却期間は、平均して2~3か月程度が目安です。
- マンション:平均1~2か月(必要が高いため比較的近い)
- 戸建て住宅:2~4か月(価格帯や状況により異なる)
- 土地:3~6ヶ月(用途や規模により差が出る)
短縮する方法
- 正しい価格設定を行う
- 相場を超える価格設定は内覧が減少する原因になります。
- 仲介会社と相談して、適正価格を設定しましょう。
- 物件の魅力を引き出す
- リフォームやホームステージングを活用して、高級希望者に良い印象を与えましょう。
- 写真や動画で物件の魅力を最大限にアピールする。
- 信頼できる仲介会社を選ぶ
- 地域特化型や実績豊富な仲介会社を選んで売却活動がスムーズに進みます。
- 広告戦略や販売網が充実している会社を選ぶことは重要です。
- 売却のタイミングを見極める
- 需要が高まる春や秋の時期を目指します。
仲介手数料はどれくらいかかりますか?
仲介手数料の計算方法
- 不動産取引の仲介手続きは法律で上限が定められており、以下の計算式を使用します。
取引価格 | 手数料の上限(税抜) |
---|---|
200万円以下の部分 | 取引価格の5% |
200万円~400万円の一部 | 取引価格の4% |
400万円を超える | 取引価格の3% |
計算例(4,000万円の物件の場合)
- 最初の200万円 × 5% = 10万円
- 次の200万円 × 4% = 8万円
- 残り3,600万円 × 3% = 108万円
合計:126万円(税抜)
節約術
- 交渉する
- 仲介手数料は上限金額が法律で決まっているもので、満額を支払わなければいけないものではありません。
- 一括査定サイトを活用
- 一括査定サイトで複数の仲介会社を比較、手数料やサービス内容を確認。
- 低手数料の会社を検討中
- 最近では仲介手数料を割安に設定している会社や、固定料金制を採用している会社もあります。
- サービスと費用を比較
- 手数料が安い場合でも、広告費やその他のサポートが不足している場合もありますので、トータルでのサービス内容をご確認ください。
まとめ
東京での不動産売却は、価格が高い取引になるケースが多いため、慎重な計画と信頼できる不動産会社選びが成功の鍵になります。